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上棟式で大工さんへのお礼はどうする?金額・のし・表書き・渡し方を解説

生活

上棟が近づいてくると、

「大工さんには何かお礼をしたほうがいいのかな?」

と気になってくる方も多いのではないでしょうか。

「現金?」
「菓子折り?」
「ビールでもいい?」
「のしは必要?」
「表書きは何て書けばいいの?」

こういうことって、意外と誰も詳しく教えてくれないんですよね。

調べれば調べるほどいろいろな情報が出てきて、

「結局、何をすればいいの?」

と迷ってしまうこともあると思います。

まず先に、ざっくり結論をまとめておきますね。

  • 大工さんへのお礼は全国共通で必須というものではありません
  • お礼の方法は、大きく「ご祝儀」「持ち帰り用の品物」「差し入れ」に分けて考えると分かりやすいです
  • この3つを全部用意する必要はありません
  • 大工さんへのお礼として数千円程度のご祝儀やお礼品を用意する例が紹介されています
  • 品物にのしを付ける場合、紅白の蝶結び(花結び)を使う例があります
  • 施主から大工・職人へ渡すお礼品の表書きには「上棟式 内祝」「上棟式記念」といった例があります
  • 渡すタイミングは式終了後や帰り際などが一つの目安です
  • まず施工会社へ「お礼は必要か」「何人いるか」「どう渡すか」を確認しておくと準備しやすくなります

この記事では、

「お礼は必要か → どんな方法があるか → 金額 → のし・表書き → 渡し方・タイミング」

という順番で、一緒に整理していきますね。

上棟式で大工さんへのお礼は必要?

まずは、

「そもそもお礼って必要なの?」

というところから見ていきましょう。

上棟の際、大工さんや職人さんへ感謝の気持ちとして現金や品物を渡す例はあります。

ただし、これは全国共通で必ず行わなければならないものではありません。

パナソニック ホームズでも、ご祝儀不要とする施工会社が増えていることが紹介されています。

なので、

「何も渡さなかったら失礼になるのでは?」

と必要以上に心配するよりも、まず施工会社へ確認してみるのが確実です。

聞き方は難しくありません。

「上棟の日、大工さんへのお礼は何か用意したほうがよいでしょうか?」

「御社では上棟時のお礼について決まりがありますか?」

このくらい聞いておけば、準備の方向がかなり見えやすくなりますよ。

大工さんへのお礼にはどんな方法がある?

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。

大工さんへの感謝の伝え方は、一つではありません。

分かりやすく整理すると、次の3つです。

1.現金のご祝儀

現金を祝儀袋などに包んで渡す方法です。

棟梁や大工さんへの金額の目安、祝儀袋、表書きについては、別の記事で詳しく紹介しています。

2.持ち帰ってもらうお礼の品

菓子折りや飲み物、酒類、赤飯などを渡す例もあります。

具体的な品物や相場については、「上棟式の手土産」の記事で詳しく紹介しています。

3.差し入れで感謝を伝える

作業中の休憩時間に飲み物やお菓子を用意する方法もあります。

この記事では分かりやすくするため、

「持ち帰ってもらうお礼品」

と、

「作業中に飲食してもらう差し入れ」

を分けて考えています。

方法内容主なタイミング
ご祝儀現金のお礼式前・終了後など。施工会社に確認
お礼品・手土産菓子折り・飲み物など式終了後・帰り際など
差し入れ作業中の飲み物・お菓子休憩時間

これは整理のための分類です。

3つ全部を用意しなければならない、という意味ではありません。

大工さんへのお礼の金額はどれくらい?

SUUMOでは、大工さんへのお礼として、数千円程度のご祝儀やお礼品を用意する例が紹介されています。

ここで注意したいのは、

「大工さんへの品物は全国どこでも数千円が相場」

という意味ではないことです。

あくまで、公開されている一つの例として参考にするとよいでしょう。

また、現金のご祝儀については棟梁と大工さんで金額例が異なるため、詳しい金額については「上棟式のご祝儀」の記事で紹介しています。

棟梁とほかの大工さんでお礼を変える?

「棟梁だけ、少し違うものを用意したほうがいい?」

というのも迷いますよね。

現金のご祝儀については、棟梁・責任者と、その他の職人さんで異なる金額例が公開されています。

一方、品物について、

「棟梁だけ必ず高価なものにする」

という全国共通の決まりまでは確認できません。

そのため、品物まで差をつける必要があるかどうかは、施工会社や地域の慣習も確認しながら考えるとよいでしょう。

お礼の品には何がいい?

大工さんへのお礼品としては、

  • 飲み物
  • お菓子・菓子折り
  • 赤飯
  • 日本酒
  • ビール
  • 海苔

などの例が住宅・贈答関連の情報で紹介されています。

選ぶときには、

  • 持ち帰りやすい
  • 日持ちしやすい
  • 人数分を準備しやすい
  • 相手の負担になりにくい

といった点を考えておくと選びやすいですね。

品物ごとの選び方や金額については、「上棟式の手土産」の記事で詳しく紹介しています。

大工さんへのお礼にのしは必要?

「のしを付けないと失礼?」

というのも気になるところですよね。

すべてのお礼品に必ずのしが必要、という全国共通の決まりまでは確認できません。

ただし、お礼品・内祝品にのしを掛ける例は公開情報で確認できます。

SUUMOでは紅白のもろわな結び(蝶結び)、三越伊勢丹法人オンラインストアでは紅白花結びが紹介されています。

そのため、きちんとした形でお礼品を渡したい場合には、

「紅白の蝶結び(花結び)ののし紙」

を候補にすると分かりやすいでしょう。

表書きは何と書く?

ここ、ちょっとややこしいところなんです。

なぜかというと、同じ「上棟」に関する贈り物でも、

「誰から誰へ贈るのか」

によって紹介されている表書きが違うからです。

施主から大工・職人へ渡すお礼品

今回の記事で扱っているのはこちらです。

SUUMO三越伊勢丹法人オンラインストアでは、大工さんや職人さんへ渡す内祝品について、

  • 上棟式 内祝
  • 上棟式記念

という表書き例が紹介されています。

ですので、施主から大工さんへお礼の品を渡す場合は、この2つが一つの候補になります。

「上棟御祝」「祝 上棟」とは違う?

一方、

「祝 上棟」

「上棟御祝」

という表書きもあります。

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三越伊勢丹の上棟祝い・竣工祝いの記事では、こちらは「上棟を迎えた側へ贈るお祝い」の表書きとして紹介されています。

つまり、

「施主から大工さんへのお礼」

とは贈る方向が違うんですね。

誰から誰へ表書きの例
施主 → 大工・職人へのお礼品上棟式 内祝・上棟式記念
親族・知人など → 上棟を迎えた施主側へのお祝い祝 上棟・上棟御祝

同じ上棟関連の言葉なので混同しやすいのですが、

「誰に渡す品なのか」

を考えると分かりやすくなります。

ただし、地域や施工会社によって慣習が異なる場合もあります。

迷ったときは、購入するお店や施工会社に確認すると確実です。

のし紙の名前はどう書く?

のし紙に名前を入れる場合は、

「誰から贈ったものなのか」

が分かるようにします。

ただし、今回確認した上棟時のお礼に関する公開情報だけでは、施主から大工さんへ渡す内祝品について、名前の細かな記載方法まで統一されたルールは確認できませんでした。

名前の位置や連名などで迷う場合は、のしを依頼するお店や施工会社へ確認するとよいでしょう。

お礼はいつ渡す?

SUUMOでは、大工さんへのお礼品について、

  • 上棟式を終えて帰るころ
  • 式後も作業が続く場合は休憩時間
  • 帰り際

などが例として紹介されています。

そのため、

「作業や式が一段落したタイミング」

が一つの目安になります。

ただし、

「必ず式終了直後」

と決まっているわけではありません。

当日の流れは現場によって違うので、

「お礼の品はいつお渡しすればいいですか?」

と施工会社へ聞いておくとスムーズですよ。

誰に渡す?一人ずつ?まとめて?

現金のご祝儀については、人数分を棟梁や責任者へまとめて渡し、各職人さんへ配ってもらう例が紹介されています。

一方、お礼品の渡し方については、現場や施工会社によって対応が異なる可能性があります。

そのため、

「一人ずつお渡ししたほうがいいですか?」

「棟梁さんや責任者へまとめてお預けしてもいいですか?」

と施工会社へ確認しておくのが確実です。

お礼の言葉は何と言えばいい?

品物を渡すとき、

「何て言えばいいんだろう?」

と迷う方もいると思います。

長い挨拶は必要ありません。

たとえば、

「今日はありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」

「本日はありがとうございました。ささやかですが、皆さんでお持ち帰りください。」

「これからも工事が続きますが、どうぞよろしくお願いします。」

くらいの短い一言でも、感謝の気持ちは伝えられます。

なお、これは品物を渡すときの一言です。

上棟式そのものでする正式な施主挨拶や乾杯の挨拶については、別の記事で詳しく紹介しています。

お礼を準備する前に施工会社へ確認したい3つ

ここまで読んで、

「結局、最初に何をすればいいの?」

と思った方は、まず次の3つを確認してみてください。

1.お礼の品やご祝儀は必要?

まず、施工会社としてお礼品やご祝儀をどのように考えているのか確認します。

2.当日は何人いる?

棟梁・現場監督・大工さん・応援の職人さんなど、当日の人数を確認します。

人数が分かれば、品物をいくつ準備すればよいかも決めやすくなります。

3.いつ・誰に渡す?

一人ずつ渡すのか、棟梁や責任者へまとめて預けるのか。

さらに、式終了後なのか帰り際なのかも確認します。

この3つが分かれば、

「何を」
「何人分」
「いつ渡すか」

がかなり決めやすくなりますよ。

大工さんへのお礼についてよくある質問

お礼をしなくても失礼にならない?

大工さんへのお礼は全国共通で必須というものではありません。

施工会社によって考え方が異なるため、まず確認してみるとよいでしょう。

現金と品物は両方必要?

現金と品物の両方を必ず用意するという全国共通の決まりはありません。

施工会社の方針や予算に合わせて考えましょう。

菓子折りだけでもいい?

大工さんへのお礼品として菓子折りを渡す例はあります。

ただし、菓子折りでなければならないという決まりではありません。

ビールでもいい?

酒類を手土産や内祝品として紹介している公開情報はあります。

ただし、好みや持ち帰りの事情もあるため、気になる場合は施工会社へ確認するとよいでしょう。

ビールを含めた手土産の選び方は、別の記事で詳しく紹介しています。

のしなしでもいい?

のしを掛ける例はありますが、すべてのお礼品に必須とする全国共通ルールまでは確認できません。

きちんとした形で渡したい場合は、紅白の蝶結び(花結び)ののし紙を使う例を参考にできます。

棟梁だけ別のお礼にする?

現金では棟梁と職人で金額を変える例があります。

一方、品物についてまで必ず棟梁だけ別にするという全国共通のルールは確認できません。

施工会社や地域の慣習を確認して判断するとよいでしょう。

まとめ

最後に、この記事のポイントを整理しておきますね。

  • 大工さんへのお礼は全国共通で必須というものではない
  • お礼は「ご祝儀」「持ち帰り用の品物」「差し入れ」に分けて考えると分かりやすい
  • 3つすべてを用意する必要はない
  • 大工さんへのお礼として数千円程度のご祝儀やお礼品を用意する例が紹介されている
  • 紅白の蝶結び(花結び)ののし紙を使う例がある
  • 施主から大工さんへのお礼品では「上棟式 内祝」「上棟式記念」という表書き例がある
  • 「祝 上棟」「上棟御祝」は、上棟を迎えた側へ贈るお祝いの表書き例
  • 渡すタイミングは式終了後や帰り際などが一つの目安
  • まず施工会社へ「必要か・人数・渡し方」を確認する

豪華なお礼を用意することよりも、まず施工会社の方針を確認して、自分たちに無理のない形で感謝を伝える。

そのくらいに考えておくと、準備もしやすいと思います。


参考にした情報

住宅会社・住宅情報サイト・贈答関連サイトの公開情報を比較し、地域や施工会社によって異なる内容については、全国共通の決まりとして断定しないようにまとめています。

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