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上棟式の手土産は何がいい?相場・おすすめ品・渡すタイミングを解説

生活

上棟の日が近づいてくると、ふと気になってくるのが、

「大工さんへの手土産、用意したほうがいいのかな?」

ということじゃないでしょうか。

「何を渡したらいい?」
「一人いくらくらいが目安?」
「ビールでもいいのかな」
「のしって必要?」
「いつ渡せばいいの?」

考え始めると、次から次へと疑問が出てきますよね。

こういう「正解が一つに決まっていないこと」って、かえって迷ってしまうものです。

まず先に、ざっくり結論だけまとめておきますね。

  • 上棟式の手土産は必須ではありません
  • 簡単な持ち帰り用手土産なら、1人1,000~3,000円程度を目安として紹介している例があります
  • 個包装・常温・持ち帰りやすいものが選びやすいです
  • 当日の人数や手土産の可否は、施工会社や現場監督に確認しておくと安心です

最近では上棟式そのものを簡略化するケースもありますし、手土産やご祝儀についての考え方も施工会社や地域によって違います。

一方で、上棟の日に大工さんや工事関係者へ感謝の気持ちを伝えるため、持ち帰り用の手土産を用意するケースもあります。

この記事では、上棟式の手土産について、

  • いくらくらいが目安なのか
  • 何を選べばいいのか
  • ビールでもいいのか
  • のしは必要なのか
  • いつ渡せばいいのか
  • 誰に何人分用意すればいいのか

まで、順番に一緒に見ていきますね。

上棟式の手土産は必要?

まずは、

「そもそも手土産って用意しないといけないの?」

というところから整理していきましょう。

結論としては、上棟式の手土産は必須と決められているものではありません。

最近では昔ながらの上棟式を行わず、簡単な挨拶だけで済ませるケースもあります。

また、施工会社や工務店によっては、ご祝儀や手土産について独自の考え方やルールがある場合もあります。

なので、

「用意しなかったら大工さんに悪く思われるかも……」

と必要以上に不安になる必要はありません。

判断に迷ったら、施主だけで決め込まずに、施工会社へ聞いてしまうのが確実です。

たとえば、

「手土産を用意される方は多いですか?」
「当日は何人くらい来られますか?」
「持ち帰り用の手土産を用意しても大丈夫でしょうか?」

と聞いてみるとスムーズですよ。

このあたりを事前に確認しておくだけでも、当日の準備がぐっと楽になります。

特に上棟の日は、普段現場にいる大工さん以外に応援の職人さんが加わることもあるので、人数は先に確認しておくと安心です。

上棟式の手土産の相場はいくら?

次に気になるのが、

「一人いくらくらい用意すればいいの?」

という金額ですよね。

ここは少し分かりにくいところなのですが、上棟式の手土産には、

「全国共通で一人○円」

という決まった金額があるわけではありません。

LIFULL HOME’Sでは、ビールや日本酒、紅白まんじゅう、焼き菓子、おつまみなどを組み合わせた持ち帰り用の手土産について、1,000~3,000円程度を目安として紹介しています。

一方、パナソニック ホームズでは、上棟式の手土産(引出物)について、1人3,000~5,000円程度を目安として紹介しています。

また、三越伊勢丹の上棟式関連情報では、手土産について1,000~2,000円程度を目安として紹介しています。

つまり、

「上棟式の手土産は1,000円~5,000円が相場」

と単純にひとまとめにするというより、

  • 簡単な持ち帰り用の手土産なのか
  • ご祝儀と一緒に渡す引出物なのか
  • お弁当なども別に用意するのか
  • どの程度の上棟式を行うのか

によって金額に幅が出てくる、と考えたほうが分かりやすいです。

なので、

「一人3,000円にしないと失礼かな」

などと考えすぎなくても大丈夫です。

人数や、ほかに用意するものとのバランスを見ながら、無理のない範囲で決めるといいと思います。

人数別に見ると総額はいくら?

一人あたり1,000~3,000円くらいで考えた場合、人数ごとの総額はこんな感じになります。

人数1人1,000円の場合1人2,000円の場合1人3,000円の場合
5人5,000円10,000円15,000円
8人8,000円16,000円24,000円
10人10,000円20,000円30,000円
15人15,000円30,000円45,000円

こうして見ると、人数が増えると総額もけっこう変わってきますよね。

だからこそ、先に

「当日は何人来ますか?」

と確認しておくのが大事なんです。

上棟式の手土産には何がおすすめ?

では、実際には何を選べばいいのでしょうか。

手土産は、その場で食べてもらうものではなく、基本的には持ち帰ってもらうものです。

なので、

「持ち帰りやすいか」

「日持ちするか」

「常温で置いておけるか」

このあたりを考えて選ぶと失敗しにくいですよ。

焼き菓子・お菓子

まず選びやすいのが、焼き菓子や個包装のお菓子です。

ほかにも、紅白まんじゅうやおつまみなどを用意する例があります。

お菓子類は、

  • 持ち帰りやすい
  • 日持ちしやすい
  • 家族と分けやすい
  • 一人分ずつ用意しやすい

というところがいいですね。

ただし、賞味期限は商品によって違うので、購入するときに確認しておきましょう。

反対に、生菓子など要冷蔵の商品は、現場ですぐに冷蔵できない場合もあるので注意が必要です。

特に暑い時期は、傷みやすいものや溶けやすいものは避けたほうが安心です。

ビール・日本酒などのお酒

「上棟式の手土産といえばビール?」

と思っている方もいるかもしれません。

ビールや日本酒は、上棟式の手土産として紹介されることがある品の一つです。

ただ、

「ビールを渡しておけば間違いない」

というわけではありません。

お酒を飲まない方もいますし、相手の好みが分からないこともありますよね。

また、ここでいうビールや日本酒は、その場で飲んでもらうものではなく、あくまで持ち帰り用の手土産です。

会社や現場によって考え方が違うこともあるので、心配なら施工会社に確認しておくと安心です。

日持ちする飲み物

お茶やコーヒーなど、持ち帰りやすい飲み物も候補になります。

たとえば、ペットボトルのお茶や、持ち帰りやすいドリップバッグのコーヒーなどですね。

ただし、ここで紹介しているのは、あくまで持ち帰り用の手土産です。

作業中の休憩時間に飲んでもらうお茶やスポーツドリンクなどは「差し入れ」になります。

手土産と差し入れは似ていますが、目的が少し違うので分けて考えると分かりやすいですよ。

手土産を選ぶときのポイント

ここまでの内容を踏まえて、手土産を選ぶときのポイントをまとめておきます。

  • 持ち帰りやすい
  • 常温で扱いやすい
  • 日持ちする
  • 個包装になっている
  • 大きすぎない
  • 重すぎない
  • 好みが大きく分かれにくい
  • 人数分をそろえやすい

上棟の日は、職人さんも仕事道具などを持って帰ることがあります。

なので、あまり大きな箱や重たいものだと、かえって負担になってしまうことも考えられます。

また、夏場はチョコレートや生菓子など、暑さに弱い食品にも注意したいところです。

要冷蔵のものや、大きすぎる箱、割れやすいものなどは、持ち帰りにくい場合もあるので、迷ったときには避けておくと選びやすいでしょう。

「せっかくだから高級なものを用意しなくちゃ」

と考えるより、

「受け取りやすくて、持ち帰りやすいもの」

を基準にすると選びやすいと思います。

ビールだけでも大丈夫?

これ、気になる方は多いと思います。

ビールは上棟式の手土産として紹介される例があるので、選択肢の一つではあります。

ただ、お酒を飲まない方もいますよね。

「全員ビールでいいのかな?」

と迷う場合は、焼き菓子やお茶、コーヒーなどを選ぶ方法もあります。

あるいは施工会社に、

「手土産にお酒を用意しても大丈夫ですか?」

と聞いてしまうのも一つの方法です。

棟梁と大工さんで手土産を変える必要はある?

「棟梁だけ少し違うものを用意したほうがいいのかな?」

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というのも迷うところですよね。

今回確認した住宅会社やギフト会社などの公開情報では、「棟梁だけ必ず手土産を変える」という全国共通の決まりは確認できませんでした。

手土産の渡し方としては、

  • 全員同じものを用意する
  • 棟梁だけ少し内容を変える
  • 手土産は全員同じにして、ご祝儀のほうで違いをつける

など、いくつかの考え方があります。

地域によって慣習が違うこともあるので、

「棟梁だけ内容を変えることが多いですか?」

と施工会社へ聞いてみると安心です。

なお、ご祝儀については手土産とは別に考える必要があります。

ご祝儀の金額や祝儀袋については、別の記事でくわしく紹介しますね。

上棟式の手土産に「のし」は必要?

ここ、ちょっと迷いやすいところなんです。

というのも、

「手土産につけるのし」

と、

「現金を包むご祝儀袋」

が混同されやすいからです。

まず、施主から大工さんや工事関係者へ現金を渡す場合について、三越伊勢丹では、紅白花結びの祝儀袋やポチ袋に「御祝儀」とする例を紹介しています。

一方、施主から工事関係者へ渡す手土産や引出物については、

「上棟式 内祝」
「上棟式記念」

といった表書き例が紹介されています。

紅白の花結びののし紙を使う例もあります。

詳しくは、三越伊勢丹「大工、とび職、左官などに渡す『御祝儀』『内祝品』の体裁は?」でも確認できます。

なお、表書きについては情報源によって案内が異なる例もあります。

そのため、地域の慣習や施工会社の考え方も確認しておくと安心です。

簡単な手土産の場合も、のしを付けるかどうか迷ったら、お店で、

「上棟式で大工さんに渡す持ち帰り用の手土産です」

と伝えて相談すると分かりやすいと思います。

上棟式の手土産はいつ渡す?

手土産を用意したら、次に気になるのが、

「いつ渡せばいいの?」

ということですよね。

一般的には、その日の作業や上棟式が終わり、大工さんや職人さんが帰るタイミングが分かりやすいです。

三越伊勢丹の上棟式関連情報でも、上棟式が終わり職人さんが引き上げる際に手土産を渡す方法が紹介されています。

もし式のあとにも作業が続く場合は、作業の邪魔にならない休憩時間や帰り際などがよいでしょう。

朝は準備などで忙しいこともあるので、無理に作業開始前に渡す必要はありません。

現場の流れは施工会社によって違うので、

「手土産はいつお渡しするのがいいですか?」

と先に聞いておけば、当日あわてずに済みますよ。

手土産は誰に渡す?人数は事前確認を

ここも意外と見落としやすいところです。

上棟の日は、普段現場にいる大工さんだけでなく、応援の職人さんが加わることもあります。

当日参加する可能性がある人としては、

  • 棟梁
  • 大工さん
  • 応援の職人さん
  • 現場監督
  • その他の工事関係者

などが考えられます。

ただし、

「この人たち全員に必ず渡す」

と決まっているわけではありません。

品物を買う前に、施工会社へ次の3つを確認しておくと分かりやすいです。

  • 当日は何人来る予定か
  • 現場監督も人数に含めるのか
  • 応援の職人さんは何人くらい来るのか

「手土産を用意する場合、何人分あればいいですか?」

とまとめて聞いてしまっても大丈夫です。

人数が分からないまま買いに行って、

「あれ、足りない……」

となるのは避けたいですからね。

手土産と差し入れの違い

ここまで読んで、

「手土産と差し入れって、結局どう違うの?」

と思った方もいるかもしれません。

実際には地域や施工会社によって呼び方が混ざることもありますが、この記事では分かりやすくするため、

「持ち帰ってもらうもの=手土産」

「作業中に飲食してもらうもの=差し入れ」

として分けています。

項目手土産差し入れ
目的感謝の気持ちとして持ち帰ってもらう作業中の休憩などで飲食してもらう
タイミング作業終了時・式終了後など午前・午後の休憩時間など
焼き菓子、飲み物、ビールなどお茶、スポーツドリンク、お菓子など

たとえば、

帰り際に渡す焼き菓子やビールなら「手土産」。

休憩時間に飲んでもらうスポーツドリンクやお茶なら「差し入れ」。

と考えると分かりやすいと思います。

差し入れについては、飲み物やお菓子の選び方、量、渡すタイミングなども手土産とは少し違います。

このあたりは「上棟式の差し入れ」の記事でくわしく紹介しますね。

上棟式の手土産についてよくある質問

手土産を渡さなくても失礼にならない?

上棟式の手土産は、必ず用意しなければならないものではありません。

上棟式そのものを簡略化するケースもありますし、施工会社によって考え方も違います。

「うちの場合はどうなんだろう?」

と迷ったら、事前に担当者へ確認しておくと安心です。

10人分なら手土産の予算はいくらくらい?

1人1,000円なら10,000円、2,000円なら20,000円、3,000円なら30,000円です。

人数が多い場合は総額も大きくなるので、先に人数を確認してから予算を決めると考えやすいですよ。

手土産は一人ずつ用意する?

一人ずつ持ち帰れる形にしておくと渡しやすいですが、現場によって渡し方は異なります。

まずは当日の人数と、手土産を渡す場合は何人分用意すればよいかを施工会社へ確認してみましょう。

ビールだけでも大丈夫?

ビールは上棟式の手土産として選ばれる例があります。

ただ、お酒を飲まない方もいるため、相手の好みが分からない場合は、焼き菓子や日持ちする飲み物などにする方法もあります。

のしなしでも大丈夫?

簡単な手土産であれば、のしを付けるかどうかも含め、購入するお店や施工会社に相談すると安心です。

上棟式をしない場合も手土産は必要?

正式な上棟式をしない場合でも、大工さんや工事関係者への挨拶として手土産や差し入れをするケースはあります。

ただし、こちらも必須ではありません。

上棟式を行わない場合のご祝儀や差し入れについては、「上棟式をしない場合」の記事でくわしく紹介しますね。

まとめ

最後に、上棟式の手土産についてポイントをまとめておきます。

  • 上棟式の手土産は必須とは限らない
  • 簡単な持ち帰り用手土産は1人1,000~3,000円程度の目安例がある
  • 引出物では3,000~5,000円程度とする例もある
  • 焼き菓子や日持ちする飲み物、ビールなどが候補になる
  • 持ち帰りやすく、常温で扱いやすいものを選ぶ
  • 人数・のし・渡すタイミングは施工会社に確認すると安心

迷ったときは、

  1. 施工会社に手土産を用意してよいか確認する
  2. 当日の人数を確認する
  3. 一人あたりの予算を決める
  4. 持ち帰りやすい品を選ぶ

この順番で考えると、準備しやすいですよ。

上棟の日は、家づくりの中でも大きな節目の一つです。

「何をどれくらい用意しなくちゃいけないんだろう」

と形式にとらわれすぎると、せっかくの日なのに準備だけで疲れてしまいますよね。

まずは施工会社に確認して、自分たちに無理のない範囲で準備すれば大丈夫です。

大工さんや工事関係者への感謝の気持ちが伝わって、施主側も気持ちよく上棟の日を迎えられる。

そんな手土産を選べたらいいですね。


参考にした情報

この記事では、次の住宅会社・ギフト会社などが公開している上棟式関連情報を確認しています。

地域差や施工会社ごとの差がある内容については、全国共通のルールとして断定しない方針でまとめています。

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