家庭菜園を楽しんでいるけれど、一生懸命世話をしているのにもかかわらず、きゅうりの実がなかなか大きくならずに悩んでいませんか?
実は、きゅうりの実が大きくならない原因はいくつかあり、適切な対策をすれば美味しいきゅうりを収穫できるます。
きゅうりの実が大きくならない主な原因は、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
私も長年家庭菜園を続けてきてたくさん失敗してきましたが、ようやくきゅうりを上手に育てるためのコツをようやくつかめてきました。
そこで、今回はきゅうりの実が大きくならない原因と対策について、
私が調べたり、実際にやってみたりしてわかったことをこちらでお伝えしますね。
この記事を読むことで、きゅうりの実が大きくならない理由がわかり、適切な対策を取ることで美味しいきゅうりを収穫できるようになります。
きゅうりの実が大きくならない主な原因
- 受粉が不十分である
- 栄養不足や水分不足がある
- 気温が高すぎる、または低すぎる
- 病気や害虫に襲われている
受粉が不十分な場合の対策
きゅうりの実が上手く大きくならない大きな原因のひとつが、この受粉不足です。私自身も雌花がたくさん実らずに枯れてしまう経験をしました。キュウリは雌しべと雄しべがあるんですね。受粉が不十分だと実が大きくなりません。
受粉を促すには、手作業で受粉させる方法や、ミツバチなどの訪花昆虫を呼び込む方法があります。
手作業で受粉させる場合は、雄花の花粉を小さなブラシなどで雌花の柱頭部分に付けると良いです。ミツバチなどを呼び込む場合は、蜜源植物を植えたり、巣箱を設置したりします。
私は受粉の重要性を知らず、この部分を怠っていたために過去失敗してしまいました。失敗する場合は、まず受粉を確認してみてください。
栄養不足や水分不足の対策
きゅうりは栄養と水分を十分に必要とする作物です。栄養不足や水分不足があると、実が小さいままになったり、枯れてしまったりします。栄養不足を解消するには、きゅうり専用の肥料を与えるのがよいでしょう。
水分不足の対策としては、土が乾いたらたっぷりと水をやることが大切です。特に実がなり始めた時期は、水分が不足しやすいので注意が必要です。
私の場合、肥料は適切に与えていたものの、水分管理が甘かった時があります。
実が大きくならない一因はここにあったかもしれません。
これを知ってからは水やりのタイミングも気をつけるようになりました。
気温が高すぎる、または低すぎる対策
きゅうりは気温が高すぎても低すぎても実がなりにくくなります。適温は20℃前後が理想的です。気温が高すぎる場合は日陰を作ったり、遮光資材を使ったりして対策を立てます。低温の場合は、ビニールハウスなどで温度管理をするのがよいでしょう。
また、花が咲いた後の夜間の気温が低すぎると、受粉しても実が着かないことがあります。そのため、夜間の低温にも注意が必要です。
実際、夜になるとかなり冷え込む時期が続く時があります。
それが原因で雌花の実りが悪いこともありますので、温度管理にも気をつけましょう。
病気や害虫対策
きゅうりは様々な病気や害虫に悩まされやすい作物です。病気や害虫に襲われると、実が小さいままになったり、枯れてしまったりします。主な病気には、うどんこ病やべと病、黒星病などがあります。害虫ではアブラムシやハダニ、ウリハムシなどが有名です。
病気や害虫が発生した場合は、農薬を使って対策を立てる必要があります。ただし、農薬の使用には注意が必要で、きゅうりの収穫期間中は使用を避けるべきです。予防対策として、耕種的防除や物理的防除を行うことをおすすめします。
まとめ
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きゅうりの実が大きくならない主な原因は、受粉不足、栄養不足、水分不足、気温の影響、病気や害虫の被害などです。それぞれの原因に合わせて対策を立てることが大切です。特に受粉と水分管理は重要なポイントとなります。初心者でも気を付ければ、きゅうりを上手に育てて収穫を楽しめますよ。
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