高校入学祝いの相場はどのくらい？のしの表書きはどうする？いつ渡す？

中学校の入学とは訳が違う。
試験の合格しての入学なんだから、ハクをつけて相場も
上がるんじゃ？

だとしたら、いくら包んだら良いんだろう？
う～ん？、、、

お祝いにあげるお金って本当に相場が曖昧ですよね。

これから４月に向けて「入学祝い相場？？？」な人に参考にして
いただけるようにまとめてみました。

普通に考えて無難な線は、
10000円です。

いやいや、周囲の目がある。
有名大学進学率ナンバーワンの高校に、かなり頑張って合格した
んだから、お祝いもそれなりに出さないと、、、
それに、近い身内だし、、、

そんな縦横無尽交錯パターンなら、
20000円
で十分です。

決めたら、あとは何も考えず渡すのみ。
こういうのって、お祝いを渡す側の考え方も現れるものです。

・10000円稼ぐって大変なんだよ。それをもらえるんだからね。
・周囲は周囲。自分は自分。
・難関もそうじゃないのも同じ人間。上も下もない。
これぐらい割り切って下さい。

難しいとこ入ったからお祝いはたくさんもらえる。
そう思わせちゃうところから差別意識が助長されると思いませんか？

印刷・紅白の蝶結びののし袋の上に、

「入学御祝」

「祝御入学」

など、書きましょう。

お祝いは基本的にお返しの必要はありませんが、お返しをして
おいた方が良い場合もあるかも知れません。

その場合は、入学から１ヶ月以内にお祝いの半額程度のものを
内祝いとして贈りましょう。食品を選ぶ場合が多いですね。

自分を基準に考えてみて下さい。

自分の子供が高校に合格したということで、子供宛に現金書留で
お祝いが届いたとします。
どう感じますか？

・親としての立場を飛び越された
・未成年だし、まだ一人前でもないのに本人宛なんて、、、
そんなふうに感じるのが普通だと思うんです。

現金書留は“親宛”に送りましょう。
中に入れるのし袋には、本人宛に短いメッセージを添えると
良いでしょう。

そして、親が現金書留の封筒を開けて、メッセージの書かれた
のし袋を子供に渡す。

これだと納得ですよね。

入学式の２～３週間前までに渡すと良いでしょう。

入学祝いとなると、現金のイメージが先行しがちだと思いますが、
図書券や文具券という方法もありますよ。
商品券はオススメしません。ゲームとか買われちゃったら
ガック～ン！ってなりませんか？

３月上旬くらいまでがタイミングの目安と考えると良いと思います。

お祝いをあげるとなると、相場はどうしても気になるかと思い
ますが、お金について学ばせる良い機会でもあります。

これから社会人となる子供なら尚更のことですよね。

「ラッキー！」ではなくて、
心から「有難う」と思える、
そんな心で受け取ってほしいですね。

「本当に有難う。たくさん喜んでもらえるように頑張ります。」
なんて電話でもかかってきたら、もっとあげときゃ良かったな、
なんて思っちゃいそうですけどね。