恵方巻きの起源については、諸説の中で主流となっているのが、
大阪の船場で商売繁盛を祈願するために始まったというものです。
“恵方”というのは歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所
を指します。歳徳神様のいる場所は干支によって変わると言われて
います。
歳徳神(としとくじん)様は、その年の福徳(金運や幸せ)を司る
神様なんです。恵方巻きをその方向に向かって食べて福徳を授かり
ましょうということで、今年の恵方はどこだ?って事になるんです
ね。
恵方巻き吉方位の方角の決め方は?
年毎に恵方が決まると思っている人がいるかも知れませんね。
実は、恵方ってもう決まっているのですよ。
ちょっと、エェーッ!な感じかもしれませんね。
恵方は5種類ありまして、西暦の下一桁で決まっていきます。
5年周期で繰り返されます。
ちょっと下にまとめますね。
西暦の下一桁 年 恵方
4か9 ⇒ 2014年 ⇒ 東北東微東(東北東より少し東寄り)
5か0 ⇒ 2015年 ⇒ 西南西微西
6か1 ⇒ 2016年 ⇒ 南南東微南
7か2 ⇒ 2017年 ⇒ 北北西微北 (北北西やや右)
8か3 ⇒ 2018年 ⇒ 南南東微南
で、よく見ると、恵方って4種類なんですよ。
同じ方角が2回使われて5種類の恵方を構成しています。
どこかにメモしておくと良いかもですね。
恵方がわかっちゃうこんなアプリもありますよ♪
『恵方マピオン』
恵方巻きを食べる時間はいつがいい?
節分の日である【2月3日】に食べるというのがほとんど
でしょうね。
これまた、実はということになりますが、節分って1年に4回も
あるんですよ。全部並べると、
立春(2月4日頃)の前日の節分の日 ⇒ この日が【2月3日】です。
立夏(5月5日頃)の前日の節分の日
立秋(8月7日頃)の前日の節分の日
立冬(11月7日頃)の前日の節分の日
こうやって見ると、日本の伝統行事って本当に奥が深いですよね。
一般的に「2月3日の夜」に食べますが、時間帯は特に決まって
はいないようです。
歳徳神(としとくじん)様は夜型なんですかね。
恵方巻きを食べる時のルールって知ってます?
恵方巻き3つのルールを紹介しますね。
●恵方を向いて食べる
真っ直ぐ恵方に向かって食べましょう。
ご利益に正面から向き合うと解釈して下さい。
●黙って食べる
集中して黙々と食べて下さい。
これが出来ないとご利益が逃げてしまいます。
●一気に食べる
やる気を行動で見せて下さい。
休んだりするとご利益をいただけません。
まとめ
何とこの「恵方巻き」という言葉。
始まりはセブンイレブンなのだそうですよ。ちょっとビックリ~、
ですよね。
広島のセブンイレブンのオーナーさんのアイデアで売り出したら
飛ぶように売れたのだとか。で、1998年にセブンイレブンが全国的
に発売に踏み切ったのだそうです。
伝統的な言葉かと思ったら、意外や意外な事実ですね。
まぁ、それにしても広島のオーナーさん、本社に知られる前に
商標登録しておけば良かったのに、って思いますね。
したのかなぁ~。
コメント