節分の豆まきといえば、大豆が当然と思われている方が多いと思いますが、
地方によっては落花生を使っている所もあるようです。
節分の豆まきに落花生を使う理由は何?
どの地域で豆まきに落花生を使っているの?
節分で落花生をまいた時は、豆の数の数え方はどうなるの?
色々と気になることについてまとめました。
節分の豆まきに落花生を使う地域は?
落花生をまいている地域は北海道、東北地方、新潟県、長野県などの雪の多い地域と、九州南部の鹿児島県、宮崎県で、落花生を使っているようです。
上記の地域では、節分の豆まきに落花生を売っていて、鬼のお面が付録でついていたりします。
ただし上にあげた地域でも、家庭や時代によって、大豆をまいていることもあるようです。
不思議なことに、落花生の生産量日本一の千葉県では、節分の豆まきに大豆が使われているそうです。
ただ、平成22年から県をあげて節分の落花生を推していて、
千葉県の業者が、落花生の節分セットを売り出したりしているので、
今後は千葉県も、落花生が優勢になるかもしれません。
節分の豆まきに落花生を使う理由は?
節分の豆まきに落花生を使う第一の理由としては、衛生面があげられます。
殻をむけるので、拾って食べる時に殻をむいて食べれば清潔に食べることできます。
次に掃除が楽だという理由もあります。
大豆に比べると、落花生の方が大きく、探すのが楽で、拾いやすいので、掃除が楽になります。
そして、落花生の方が美味しいというのも大きな理由です。
大豆と比較して、固くなくて食べやすく、美味しいので、大豆よりも好まれたようです。
落花生の場合、食べる豆数のカウントはどうするの?
節分の豆まきでは、「年の数だけ食べる」という決まりがありますが、
落花生には、殻のままだと、2つ入りのものと、
たまに1つ入りのものとがあり、
どうしたら良いのか悩む方がいるかもしれません。
落花生の場合、食べる豆数のカウントはどうするのかというと、殻の数で数えます。
大豆に比べると倍くらいの数になりますので、
年の数だけ食べるのは、ちょっと大変になるかもしれません。
まとめ
節分の豆まきに、落花生を使うのは不思議な感じもしますが、
調べてみると合理的にも思えます。
落花生は日本ではバターピーナツや柿ピーなど、
おつまみで食べるイメージが強いですが、
中国では料理にも良く使われます。
最近は、ピーナツの渋皮にポリフェノールの一種であるレスベラトロールが含まれていて、
癌(がん)の予防や、美肌など、健康に良いと注目されています。
大豆も落花生もそれぞれ健康に良い効果がありますので、
食材としても上手に利用したいものです。
ただ、豆類は栄養が豊富ですので、
食べすぎるとカロリー過多になります。
その点は注意しましょう。
※合わせてよく読まれている記事はコチラ
>>豆まきの方法は?時間帯・方角や部屋の順番はどうする?
コメント