車のダッシュボードやプラスチック樹脂に付くキズは劣化の原因になり
見た目にもあまりよくありません。拭いてもなかなか取れませんが
これが意外と簡単に綺麗にできるって知ってました?
今は誰もが忙しい日々を送っているので車にかける時間はそうそう
取れるものではありません。だからこそサッと綺麗にできる方法いいですね。
今回はそんな車のダッシュボードやプラスチック樹脂の傷や靴跡を
綺麗にできるコート剤を中心にご紹介していきます。
そもそも車の内装部分に傷や跡がつく原因って何か?
最初に傷がつく原因について書いていきます。例えばカギ穴周りの樹脂部分は
カギを慌てて差し込もうとするときにつきます。また靴跡はほぼ子供たちが
足をバタバタさせることによって付きますね。私は清掃のためにマットを
外そうとするときに、一体型になっているためどうしても傷が付くんですね。
車から降りにくい場合、どうしてもステップ部分を踏んでしまい、跡になる
ことがあります。足癖や姿勢が悪いとプラスチック部分に足を引っかけて
しまいます。これはどうしようもないことではなく、意識して気をつけるだけで
かなり減らせるものなのです。
幾らこれらの傷を綺麗に消せる方法があるからと言って、また傷をつけてしまう
なら一緒ですよね。消せるにも限界があり、だんだん車が劣化していきます。
子供たちにもキチンと言い聞かせましょう。そして自分たちも気をつけます。
意識している方たちの車は綺麗ですもんね。
車のダッシュボードや樹脂部分の傷を綺麗に消すには?
少し凝った方法から簡単に塗れるコート剤、100均のものまで色々な
方法を書いてみました。自分のクルマや時間に合ったものを選んでみてください。
◎クレポリメイトナチュラル
これは長年愛用されている艶出しですが、劣化部分には効くので多少の
キズ程度は綺麗になります。同じ部分に5、6回丁寧に拭きあげると
効果が出てくる感じですね。
◎ドライヤ―などで熱をかける
ダッシュボードの材質はポリプロピレンテレフタレートというPPT樹脂です。
耐熱性が高く安全性を考慮し、やや柔らかくなっています。キズの部分に
ドライヤーの熱を80度になるくらいに当ててあげるとウソのように修復
できるんです。
最初にヤスリなどで擦った後に熱をかけると効果的です。ただ当てる熱が
高く溶けてしまったり、逆に目立ったりすることもあるので慎重に行って下さい。
◎キズ消しクレヨン
100円ショップなどで売られているキズ消しクレヨンなども使用できます。
これは傷の部分にクレヨンで色を塗っていき、はみ出した部分を拭き取るだけ。
まあ100円なのでやらないよりはマシという程度の完成度です。
◎ワコーズスーパーハード
ワコーズの付属のスポンジで薬剤を付けて塗ります。5分程度置いて拭きとり
ます。注意したいのは均等に塗らないとムラになりやすくなります。
拭き取りはマイクロファイバーなどを使うとやりやすくなります。
車内の靴跡の傷をなかったことにするコート剤は?
◎リンナイの車内の靴キズ復元コート
特に靴は樹脂製のプラスチック部分に傷がよくつきます。このコートはシリコーンと
イソプロビルアルコールの成分で出来ています。50ミリリットルと少量ですが
一滴でかなりの威力を発揮してくれます。
まずは傷がついている部分を綺麗に水拭きしてから行います。少量で傷が消えますが
傷や場所によっては多少残る所もありますが補修前と後でのかなりの違いに驚かれる
と思いますよ。通販だけでなく、普通のホームセンターでも売っていますよ。
◎キックオフ(プラスチック用)
ドアの内張りやステップなどについた靴キズはなかなか落ちにくいですよね。
というか、傷が落ちなくて諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか?
実はこれキズではなくて靴の塗料だったんです。これはアルカリなどの強力な洗剤でも
落ちないのです。キックオフは塗料に反応する特殊な洗剤なので、スポンジに液を
たらして拭くだけであっという間に綺麗になります。1本置いておきたいですね。
ここまでキズや靴跡を消すための方法を書きましたが、是非これらの道具を車の
すぐに取りだせるところに置いておくとよいですよ。傷もついた後にすぐに
処置を行うと消しやすくなります。後でやるのは逆に手間もかかりますもんね。
キズや跡を見る日がないほどになれば、いつも気分よく車に乗車できますね。
まとめ
今回は車の内装の樹脂やプラスチック部分などの傷を消すための方法をお伝えしました。
ほとんどのコーティング剤の価格は500円から2000円程度です。
一番は樹脂やプラスチックなど多様に使える方がコスパが良さそうです。
内装は小まめに行う必要があるために面倒臭がられますが、一度こんなに綺麗になると
わかれば楽しく行えますよ。とにかく一度試してみてください。
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