家の中にヤモリがいた!
そんな時、びっくりしますよね。
うちでも、窓の外側にヤモリがペタッと張り付いていることがけっこうあります。
外にいるだけなのに、ふと窓を見た時にヤモリがいると、
「うわっ!」
と毎回ちょっとドキッとします(笑)。
そして、実際に家の中にヤモリが入っていたこともありました。
その時、いつものゴキブリ退治のクセで、とっさに殺虫剤を手に取りかけたんです。
でも、
「あれ?ヤモリって殺さなくていいんだったっけ……」
と思いとどまりました。
結局、殺虫剤は使わずに外へ逃がしました。
外で見る分にはまだいいのですが、突然部屋の中にいるとなると、
「一体どこから入ってきたの?」
「どうやって外に出せばいい?」
「このまま放っておいて大丈夫?」
と困ってしまいますよね。
ヤモリは住宅の周りでも見かけることがある夜行性の爬虫類で、昆虫などを食べて暮らしています。
国立環境研究所のニホンヤモリの資料でも、ニホンヤモリは建造物などに生息し、夜行性で昆虫などの小型無脊椎動物を食べるとされています。
基本的に人を積極的に追いかけてくるような生き物ではありません。
とはいえ、家の中にいると落ち着かないですよね。
そこで今回は、家に入ってきたヤモリをできるだけ傷つけずに外へ逃がす方法と、どこから侵入した可能性があるのか、再び入ってこないために確認したい場所についてまとめてみました。
ヤモリが家に入ったらまずどうする?
まず、
今まさに家の中にヤモリがいる!
という場合は、侵入経路を探すより先に、外へ逃がすことを考えましょう。
私も実際に部屋の中で見つけた時、一瞬「殺虫剤!」と思ってしまいました。
普段、家の中で虫を見つけた時のクセって怖いですね(笑)。
でもヤモリは昆虫ではありませんし、わざわざ殺虫剤をかける必要はありません。
慌てて追いかけ回すと、家具の後ろや狭い隙間に入り込んでしまうこともあります。
できるだけ落ち着いて対処しましょう。
例えば、直接触りたくない場合は、
- 他の部屋へつながるドアを閉める
- 外へ出せる窓やドアを確認する
- ヤモリの上から透明な容器などをそっとかぶせる
- 容器の下に厚紙や段ボールなどをゆっくり差し込む
- 容器と厚紙で挟んだ状態で屋外へ運ぶ
- 外で容器を外して逃がす
という方法があります。
透明な容器だと中の様子が見えるので、扱いやすいですね。
ヤモリをつかむ必要もありません。
私のように「とっさに殺虫剤を!」となってしまう人もいるかもしれませんが、一度手を止めて、
「外へ逃がせないかな?」
と考えてみてください。
もし直接触れてしまった場合は、念のため石けんを使って手を洗っておきましょう。
厚生労働省の動物由来感染症に関する案内でも、動物に触れた後は手洗いをすることが勧められています。
ヤモリをうまく捕まえられない場合は?
ヤモリはすばしっこいので、
「容器をかぶせようとしても逃げる!」
ということもあると思います。
そんな時は無理に追い回さず、逃げ込みそうな別の部屋へのドアを閉めて、できるだけ行動範囲を広げないようにしてみましょう。
家具を無理に動かしたり、走り回って追いかけたりする必要はありません。
外へつながる出口が確保できる場合は、少しずつその方向へ誘導してみるのも一つの方法です。
もし家具の裏などに入り込んで見失ってしまった場合も、無理に家具を動かして探し回らず、出てくるのを待つ方が安全なこともあります。
ただし、
「放っておけば必ず数日で出ていく」
とは言い切れません。
出入りできる隙間があれば自然に外へ出る場合もありますが、そのまま室内にとどまることも考えられます。
気になる場合は、見つけた時に外へ逃がしてあげる方が安心ですね。
ヤモリの侵入経路はどこから?
無事に外へ逃がしたら、次に気になるのが、
「一体どこから家の中に入ったの?」
ということですよね。
うちの場合も、窓の外側にヤモリが張り付いていることがあるので、
「この辺りから入ってきたのかな?」
と気になります。
ヤモリは体が通れる小さな隙間があれば、住宅内へ入り込むことがあります。
ただし、
「○cmの隙間なら必ず入れる」
というように一律には言えません。
家の構造によっても違うので、まずは外と室内がつながっている場所を一つずつ確認してみるのがいいでしょう。
窓や網戸の隙間
まず確認したいのが窓です。
窓を開けている時に入ってくることもありますし、網戸とサッシの間に隙間ができている場合もあります。
特に古くなった網戸では、
- 網が破れている
- 網戸と窓枠の間に隙間がある
- 網戸がきちんと閉まっていない
ということがあります。
うちのように窓の外側でヤモリをよく見かける場合は、窓や網戸周辺を一度チェックしてみてもいいですね。
玄関や勝手口
玄関や勝手口も侵入経路の候補です。
人が出入りする時に、たまたま一緒に入ってしまうこともあります。
玄関ドアの下や横に目立つ隙間がないかも確認してみましょう。
特に夜は、玄関灯の周りに虫が集まっていることがあります。
ヤモリは昆虫などを食べるため、虫が集まりやすい灯火の近くで見かけることがあります。
この点も国立環境研究所のニホンヤモリの資料で紹介されています。
換気口などの周辺
換気口など、屋外とつながっている設備の周辺も確認してみましょう。
換気口そのものから必ず入るという意味ではなく、
その周囲に隙間ができていないか
を見るのがポイントです。
カバーが外れていたり、周りに大きな隙間ができていたりする場合は、補修を検討してもいいですね。
ただし、換気に必要な部分そのものを塞いでしまわないよう注意しましょう。
エアコン配管を通す壁穴の周り
エアコンの室内機そのものからヤモリが出てくるというより、
エアコン配管を外へ通している壁の穴の周囲
に隙間がないか確認してみてください。
配管部分には通常パテなどで隙間を埋めますが、古くなって割れたり、隙間ができたりしていることもあります。
ここも一度チェックしてみるといいでしょう。
ヤモリが入ってきた場所をチェックする
一度ヤモリが家の中に入ったからといって、必ず大きな穴が開いているとは限りません。
まずは、
- 窓や網戸
- 玄関や勝手口
- 換気口の周辺
- エアコン配管などの壁貫通部分
- 窓枠や配管周辺など目視できる隙間
などを順番に確認してみましょう。
もし明らかな隙間が見つかった場合は、場所に合った方法で塞いでおくと安心です。
ただし、換気に必要な部分まで完全に塞いでしまわないよう注意してくださいね。
虫を減らすこともヤモリ対策になる?
ヤモリは昆虫などを食べます。
そのため、家の周りに虫が多い環境では、ヤモリが寄ってくる理由の一つになる可能性があります。
ただし、
虫を減らせばヤモリが絶対に来なくなる
ということではありません。
あくまで、ヤモリが住宅周辺に寄る要因の一つを減らすという考え方ですね。
例えば、
- 生ごみを長時間屋外に置かない
- 夜に虫が大量に集まる場所がないか確認する
- 網戸の破れを直す
- 家の周りの害虫が増えにくいようにする
といったことも一緒に確認してみるといいでしょう。
ヤモリは家にいても大丈夫?
ヤモリを見ると、
「毒があるの?」
「人に害はないの?」
と心配になる方もいると思います。
ニホンヤモリは、住宅周辺にも暮らしている爬虫類です。
昆虫などを捕食するため、家の周りで見かけることもあります。
通常、人を積極的に襲うような生き物ではありません。
ただし、野生動物なので、必要以上に触るのは避けた方がいいですね。
もし触った場合は石けんで手を洗いましょう。
厚生労働省でも、動物に触れた後の手洗いが勧められています。
「寄生虫がいるから危険」
「感染するから駆除しなければいけない」
と必要以上に怖がるよりも、
基本的な対応としては、できるだけ直接触れずに外へ逃がし、触れた場合は手を洗う
と考えておくといいでしょう。
私自身も、部屋の中にヤモリを見つけた時は一瞬殺虫剤を使いそうになりましたが、思いとどまってよかったなと思っています。
ヤモリを粘着シートで捕まえてもいい?
家の中にヤモリがいると、
「ゴキブリ用の粘着シートで捕まえたらいいのでは?」
と思うかもしれません。
私もゴキブリ対策の感覚が先に出てしまったくらいなので、その発想になる気持ちはよく分かります。
ただ、粘着シートにくっついてしまうと、ヤモリが傷ついてしまうことがあります。
今回の目的は、
家の中からできるだけ傷つけずに外へ出すこと
です。
粘着シートを使うよりも、容器と厚紙などを使って逃がす方法をまず試してみるといいですね。
ヤモリが何度も家に入る場合は?
一度だけなら、
たまたま玄関や窓から入っただけ
ということもあります。
でも何度も家の中で見かける場合は、
どこかに出入りしやすい隙間がある
可能性も考えられます。
そんな時は、
- 網戸
- 窓枠
- 玄関
- 換気口の周辺
- 配管を通している壁穴
- 目視できる範囲の隙間
などをもう一度確認してみましょう。
また、家の外に虫が多く集まっている場所がないかも見てみてください。
侵入口を塞ぎ、ヤモリが寄る原因になりそうな虫も減らしていくことで、再び入ってくる可能性を下げることにつながります。
まとめ
今回は、ヤモリの侵入経路と、家に入ってきた時の対処法についてまとめてみました。
私も実際に家の中でヤモリを見つけた時、いつものゴキブリ退治のクセで殺虫剤を使いそうになりました。
でも思いとどまって、外へ逃がしました。
突然部屋の中にいるとびっくりしますが、まずは慌てず、
容器と厚紙などを使って、できるだけ直接触らずに外へ逃がす
方法を試してみてください。
その後、
- 窓や網戸
- 玄関や勝手口
- 換気口周辺
- エアコン配管などの壁穴周辺
など、外と室内につながっている場所に隙間がないか確認してみましょう。
ヤモリは昆虫などを食べる生き物なので、家の周りに虫が多い場合は、その環境も見直してみるといいですね。
大切なのは、
まずは安全に外へ逃がすことと、侵入口を確認すること。
突然見つけると本当にドキッとしますが(笑)、焦らず一つずつ対処してみてくださいね。
参考資料
この記事は、ヤモリの生態や動物との接触時の衛生について、公的機関・大学などの情報を確認したうえで内容を更新しています。
参考資料は2026年8月に確認しました。


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