引っ越しした時に住民票を移動し忘れたことはありますか?
悠長にかまえていると意外と短い期間で
その行為は違反になってしまう可能性があるって知っていましたか?
今回は住民票を移動させないと、どうなってしまうのかのデメリットとメリットを
あげてみました。
すくなからず移動させないで良いケースもあるので知っておかれる
と良いかと思いますよ。
住民票を移さないとどうなる?起こる弊害は?
結論から言いますと引っ越しするなら住民票の移動は義務なのですが、
生活の拠点が移動しない場合や新住所への生活が1年未満の場合、
移動させる必要はないとされております。
ただ移さないと困ることもあります。以下に箇条書きにしてみますね。
◎選挙権がない
◎運転免許の書き換えができない(旧住所に戻らないとできない)
◎印鑑登録など証明書も元の住所
◎確定申告も元の住所で。
何も必要がなければいいのですが、そうもいかないですよね。
意外と証明書の必要な時ってありますから、
市役所に行ってすぐもらえる、という状況にないなら結構面倒
なことになりそうです。
ちなみに住宅ローンの控除も住民票が移動してしまえば控除は受けられなくなります。
これは大きいですよね。
しかし元の家に戻ってきたときに残りの期間の控除を受ける
ことはできるそうです。
住民票を移動しなかった場合、罰則や罰金等はあるの?
引っ越しから14日以内に異動させないと5万以下の過料を科せられます。
これは住民基本台帳法違反と言います。
一日でも遅れたら即、過料なのかというと必ずしもそうではありません。
数ヶ月程度であれば市役所で色々言われるだけで済む場合もあります。
これらの過料は簡易裁判所が届出を怠った期間と理由によって過料にするか、
する場合はいくらにするのかを判断します。
以下は過料が科せられた例です。
◎数年間、普通に住民票移動を怠っていた(過料5,000円)
◎数年間、住民票移動を怠っていたら、元の住所に新しい人が入居したため、役所の方が
異動していないのを認識し、色々聞かれ後で裁判所から3,000円の過料が来た。
住民票を移動した方が良い理由とは?メリットは?
◎証明書などの手続きが住んでいる場所で行えるので楽。
◎スポーツ施設、図書館、健康診断の利用ができる。
◎車庫証明や車の購入が普通に行える。
◎選挙権が行使できる。
まとめ
今回は住民票を移動させないと、どうなるのかを調査しまとめてみました。
◎5万円以下の過料が科せられる
◎住宅ローンの適用がなくなる
◎選挙権が行使出来ない
◎書類上の手続きが面倒になる
◎地元でのサービスが受けられない
14日以内というと2週間以内なので忙しくしているとあっという間かもです。
住民票だけはすぐに移動させるように心がけてくださいね。
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