夏になると、たくさん蚊に刺されてしまう人っていますよね。
家族や友人と同じ場所にいてもどうしても一番刺されてしまう・・・
公園や買い物・近所の散歩など。蚊に刺されやすい人の特徴と
できるだけ蚊に刺されないようにする虫よけの方法を紹介します。
蚊にさされやすい人の特徴は?
蚊は、人間が呼吸をするときにでる二酸化炭素の濃度や体温の高さで探しているといわれていますよね。
まさにその通りなんです。濃度が濃く、体温が高いほど蚊が集まりやすくなります。
そのため、お酒を飲んで二酸化濃度が高くなったり、
運動を盛んにしている新陳代謝の高い人、
汗っかきな人といった人は刺されやすい状態になっているわけです。
また、着用している衣服の色も関係があるのです。
白または淡い色の洋服より黒または色の濃い洋服は熱を吸収しやすい傾向にあります。
熱を吸収しやすいということは、体の周囲の温度があがりやすいため、
白い洋服をきている人と一緒にいた場合、蚊に刺されやすくなる可能性があがります。
蚊に刺されない方法(室内・夜の場合)
玄関や窓から蚊の侵入に対して対策されているおうちは多いと思います。
それでも室内で蚊に刺されてしまうという場合、
室内に蚊が隠れやすい場所・住みやすい場所はありませんか?
人間の血を吸うのはメスといわれています。
ではオスは何をエサにしているの?
オスは草の汁を吸っています。
だから、室内の植物はオスの蚊の住みかとなる可能性があり、
鉢植えの土や受け皿のため水などはメスの産卵場所となる恰好の場所となります。
台所やお風呂場の水なども隠れやすいまたは過ごしやすい環境であるといえますね。
ですからここを見直した上で、蚊取り線香や蚊帳、
虫よけスプレーやシートなど家庭にあった方法を使ってみましょう。
ハーブで虫を寄せ付けない方法では、サザンウッド・ルー・タンジー・ローズマリーなど
ハーブを束にして室内に飾るのはいかがでしょうか。
蚊に刺されない方法(屋外の場合)
外出するときは、できれば長そで・長ズボンをはく、
靴下で足首を隠すなど肌がでないようにした方が良いですね。
でも暑い時期に発生しやすい蚊、
自分は我慢できても赤ちゃんや子どもに同じように着させることもできません。
そのような時は、虫よけスプレーや
塗るタイプ・シートタイプ・携帯用虫よけ器などを上手に使い分けましょう。
ただし、紫外線予防のために日焼け止めを塗っているときに、
塗るタイプやシートタイプは先にぬった日焼け止めをふき取ってしまう場合があります。
使うタイミングに注意してください。
虫よけスプレーやクリームにはアロマ系とDEETという化合物が入ったものがあります。
肌に優しいものから薬の濃度の強いものなどがありますので、
同じ虫除けでも自分や家族にあっている虫よけを使うことが大事です。
また、ハーブ(ラベンダー油・ローズマリー油・レモングラス油など)で
虫を寄せ付けない方法やうちわであおいで遠ざけるといった方法もあります。
まとめ
普段は花の蜜や草の汁などを吸っている蚊も、
夏の産卵時期を迎えると、メスが栄養豊富な血を求めて人間や動物に近づいてきます。
室内で就寝中などに出没するアカイエカは25℃前後、
室外でみかけるヒトスジシマカは30℃前後が活発に活動する温度帯です。
まずは肌の露出を抑え、蚊に刺されないよう身支度を整えることが大事ですが、
また刺された後の処置も大事です。
小さな子ども達は、痒みによるひっかきによる悪化を予防しましょう。
ただし、30℃を超えると蚊があまり活動しなくなるため、刺されるリスクは低くなるようです。
なお、蚊は夏場だけでなく、4月頃から10月頃まで活動していますので、
その時期は蚊に刺されないための対策をしっかり行いましょう
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