毎日家族に作ってあげているお弁当。おいしいお弁当を作ってあげたいものですね。
ただ、夏場になるとお弁当が腐らないようにするために、「何を入れたらよいの?」
「どうしたら良いの?」「腐らないようにする方法は?」と、戸惑ってしまいますよね。
食中毒になられても困りますし、外食にしてくれれば楽だけど、
毎日外食だと費用がかかるし。
できればお弁当で、なおかつ腐らないものがいいですよね。
コツや注意点を知っておくだけでも大きな違いがあります。
ここからは簡単なポイントをお伝えしますね。
夏場でも腐らないお弁当を作るための4つのポイント
1、水分が出ないようにする。汁気をしっかり切っておく
水分が多いもの、時間が立つと汁気が出てきてしまうものはできれば避けたいです。
もしそういったものを入れる場合には、しっかりと水気を切るようにしましょう。
場合によっては、少しギュッと押して、中の水分を出すように意識すると良いです。
2,確実に冷ます
朝、時間がない時にお弁当を作ってしまうと、おかずを作ったらすぐにフタを閉じて
包んで「ハイ、いってらっしゃーい!」なんていう具合に
バタバタしがちですよね。
この状態ですと、お弁当を冷ます時間がありません。
暖かいままフタをすることにより、フタの内側に水滴が溜まってしまいます。
水滴は菌が繁殖しやすい原因になりやすいので、
フタに水滴がつくということも避けたいです。
確実に冷ますためにも、夏場だけでもいつもよりも早めにお弁当準備をして、
冷ます時間を確保しておきましょう。
3,見た目を気にしない。
お弁当と言えば、見た目が気になるところです。
彩りを良くするために、おかずとおかずの隙間にレタスを挟んでみたり、
ところどころにミニトマトを乗せてみたりと、
生野菜で彩りを良くする工夫をする人も多いですよね。
ですが、夏場だけは彩りは諦めてください。
と言いますのも野菜はこの時期絶対に入れてはいけないものだからです。
野菜も基本的には「水分が多い」ですので、気が付くと、汁がじわーりと出ていること
も・・・
これが腐敗の原因となりますので、できれば生野菜も避けたいところです。
この時期だけはグッとこらえて見た目は二の次にしておきましょう。
4,きちんと仕切ること
先ほどのレタスを間に挟むという話にもつながってきますが、
おかずを仕切るために野菜を使ったりするのはNGです。
カップに入れたり、お弁当箱に付属している仕切りを使ったり、
「食べ物ではない物理的な仕切り」を確実に使ってください。
夏のお弁当に入れてはNGなおかずは?
これだけはやめておけ!というものを厳選してお知らせしておきます。
・チャーハン
・炊き込みご飯
→ 凝ったものがかえって腐敗を招くことに・・・
夏場のチャーハンは食べようとした途端、ネバネバしていた
という実話も聞いたことがあります。
ここは素直に、手間のかからない白飯でいきましょう。
・生野菜
→ 時間が経つと水分が内部から出てきます。
切った野菜などは特に、切り口部分から水分が出てきます。
こういったことからも「生野菜は入れない」と覚えておくのが早いです。
・練り製品(ハム、ちくわ、かまぼこ、ソーセージ、サラミなど)
→ 場所取り専用おかず、隙間専用おかずとしても使えそうな練り製品ですが、
これも夏場は危険です。
そのままのものは入れないようにしましょう。
・マヨネーズ(ポテトサラダ、マカロニサラダ、ツナマヨなど)
→ マヨネーズを使っているものもやめましょう。
ちょっと絡めるだけならいいよね?とか、
子供がマヨネーズじゃないと食べないから・・・
などと、子供がマヨネーズの味付けが好きだからと思わず
使ってしまいたくなりますが、ここもグッとガマンです。
お弁当が腐らないレシピ。食中毒対策
私達が子供の頃、夏と言えば日の丸弁当だったりしませんでしたか?
私:「なんで梅干し?」
母:「とにかく梅干し入れたら腐らないんだよっ!」
・・・・・。
根拠は知りませんでしたけどね^^;
梅干し入れると腐らないっていう話は母から聞いていたので知っていました。
こういった梅干しのように、
その食材そのものが殺菌抗菌効果に優れているというものがいくつかあるのです。
せっかくですから、夏場はそういったものを積極的に活用すると良いでしょう。
梅干しを使ったレシピであれば、
オクラの梅肉おかか和え
だとかですね。
他にも生姜、カレー粉、大葉、酢、なども殺菌抗菌が期待できます。
これらは常備できますので、常備しておいてレシピに取り入れてみましょう。
[check_list image=”check3-p”]- 生姜 → 豚の生姜焼き、さんまの生姜煮、かぼちゃのそぼろ(生姜入り)
- 大葉 → ささみの大葉巻き 大葉巻きおにぎり
- カレー粉 → タンドリーチキン、豚肉のカレー粉炒め
など、他にもたくさんありますね!
まとめ
夏場のお弁当を腐らせないようにするためには、
おかずへの対策の他、容器のお弁当への注意などもあります。
次の記事で
→ 夏場のお弁当が腐らないようにするポイント(お弁当箱編)も用意しましたので
ぜひチェックしてみてくださいね。
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