ダニ対策の中でも特に困るのがダニの布団対策ですよね。
冬の寒い時期だと布団は干せないし、春になると花粉がつきそうだから 干せないし、梅雨の時期になるとまったく干せなくなるし・・・
なんだかんだ言って布団をしっかり干せる時期って少ないようにも思います。
また、布団を干すだけでは、ダニは弱まるだけで死なないとも聞くし。
一体、どう対処すればダニ退治できるの? もっとも効果的な対処法って何?と思いますよね。
私も実際にそう思っていたうちの1人でした。
今回は、布団のダニ対策について、調べてわかったこと 実際に行っている私の方法についてお伝えしていきます。
■布団乾燥機?布団を干す?布団を掃除機にかける?どれがいいの?
布団のダニ対策として、
・布団乾燥機
・布団を干す
・布団を掃除機にかける
などがありますが、一体どれが一番効果があるのか気になりますよね。
まず、布団を干すということに関して、
布団を干すという行為だけですと、ダニが弱るだけで死滅してくれません。
ダニは湿度50%以下だと繁殖できないため、 天日干しにすることで布団の湿度を下げ、繁殖を防ぐために 布団干しを利用するというのが本来の目的です。
ダニを死滅させるためには高温に長時間あてる。ということが条件になります。
そう考えると家庭内での布団乾燥機が一番。ということになりますね。
この場合、注意点があります。
空気の通りを良くしなくてはいけないので 布団乾燥機を使う場合は、できればスノコ板などを使い敷布団と床の間に 空気の通り道を作っておく必要があります。
また、布団乾燥機を使うことで布団から湿気は逃すことはできますが、 その逃げた湿気は部屋内にたまることになってしまい、
また再度布団に吸収されてしまうのです。
布団乾燥機をかけた後、部屋内にこもった湿気を逃すために、
きちんと部屋の窓をあけて乾燥させましょう。
エアコンや除湿機などで湿度を60%以下(できれば50%以下)に しておきたいところです。
掃除機の役割は、布団乾燥機で死滅したダニを除去するためです。
布団を干す → 掃除機
布団乾燥機 → 掃除機
という具合に、最後に必ず掃除機を使うようにしましょう。
■赤ちゃん(幼児)のダニアレルギー
赤ちゃんや幼児のアレルギーでもダニのアレルギーは申告な問題となっています。
子供の皮膚を見ると、ポツポツとダニにかまれたような跡がある。 または喘息の兆候があり、ダニ対策をするようにお医者さんから指摘を受けた。
という例も多くあります。
ダニのアレルギーの場合、ダニのフンと死骸が主なアレルゲンとなっています。
この場合、どうすれば良いのかというと、ダニの死骸とフンを取り除かなくてはいけません。
洗濯で取り除く & 高温の熱で取り除く
という2つの対策が必要です。
家庭でやる場合でしたら 洗濯した後に乾燥機で殺す
という方法がありますが、自宅に乾燥機がない場合は、
コインランドリーの乾燥機を使ってダニを殺しましょう。
70度以上で40分以上乾燥させるとダニが死滅する というデータがあります。
これを確実にしたければ、高温乾燥が可能なコインランドリーの乾燥機ですね。
もっとも確実に。とお考えであれば、 クリーニング屋さんに行き、布団のクリーニングをお願いすると、
洗濯&高温乾燥を同時にしてもらえるので、布団のリセットができます。
この時、フローリングであれば、床の水拭き掃除も忘れずに行ってくださいね。
また、子供部屋にぬいぐるみを置きがちですが、 ぬいぐるみはダニの温床となりやすいものになります。
ですので、ダニアレルギーが心配される幼児のお子さんをお持ちのご家庭であれば
子供部屋にはぬいぐるみは置かないようにしましょう。
■まとめ
布団を干したり、掃除機をかけたり、布団乾燥機を使ったりすれば
十分なダニ対策ができていると思っている人も多いですが、
単体で対策をするだけでは不十分だということです。
ダニの死骸やフンなどもアレルゲンになることから、
殺すだけでなく、それを取り除くことも忘れずに行っていきたいですね。
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