毎年のように、冬に流行するのがRSウィルスです。
10月から12月にかけてはじまり、翌年の5月くらいまでは流行が続くことが多いので、今のうちに、どんな病気なのを知っておきましょう。
備えあれば憂いなしです。
子供がRS感染症にかかってしまった。登園許可はいつから出る?
ノロウイルスやロタウイルス、おたふく、みずぼうそう、風疹、麻しんなどの場合は登園許可証が必要になりますが、
RSウイルスに関しては、特に決められたガイドラインはありません。
完全に症状が無くなってから登園するのがベストです。
症状の経過は?
RSウイルスは人から人へと感染します。
喉やくしゃみを吸い込むことが主な原因です。
症状としては1週間ほどの潜伏期間があり、
その後に鼻水や咳などの風邪と似た症状が出て、
38度以上の高熱が出ることもあります。
通常は1週間から2週間ほどで治ります。
抵抗力の強い大人が感染すると、鼻風邪程度で終わることがほとんどですが、抵抗力の弱い、乳幼児や高齢者は重症化することがあります。
肺炎や気管支炎や細気管支炎になる割合は40%にもなるという報告もありますので、注視しておく必要があります。
家族への感染を予防するために気をつけること
まずは感染しないように予防方法を知りましょう。
どんな病気にも該当しますが、基本は手洗いをして、ウイルスを取り除くことです。
目には見えませんが、人の手には多くの菌やウイルスが付着しています。
感染する可能性を低くするために人の集まる場所、電車内、ショッピングモール、公共施設などへの外出は控えるようにしましょう。
むやみやたらに、色々な場所を触らないようにします。どこにウイルスが付着しているのかなんて分かりませんからね。
そしてあまり知られていないのが、タバコです。
実はタバコの煙は、子供の気道を刺激するので、喉の症状が悪化し、RSウイルスだけではなく、感染のリスクが高くなります。
タバコは喫煙者自身に害があるだけではなく、周りの人にも害を与えていることを、しっかりと認識しておくべきです。
寝室を別にすることも大変有効です。
なぜかと言うと、大人はRSウイルスに感染していたとしても、鼻風邪程度で軽い症状で済みますが、これが乳幼児、高齢者となると重傷化の恐れがあります。
寝室を同じにすることで大人から、抵抗力の弱い、乳幼児や高齢者に感染するリスクが高くなるので、少しでも怪しいなと思ったら、寝室を別にしましょう。
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