自立した大人社会への仲間入りを自覚するための儀式が成人式。
20歳になり、これからの人生を一人の大人として立派に生きて
行こうと自分に誓う場でもありますね。
大きな節目を迎えたのだからお祝いをしよう。
新成人の周りは自然とそんな雰囲気になり、成人祝いとして
お金や品物をいただくということになります。
お祝いをいただいたお礼をどんな形でお伝えしようか?
これで頭を悩ませる方も多いかと思います。
お返しのお礼状は必要?何を書く?
何かをいただいたらお礼を言う。
私たちも子供の頃からそのように教育されたきたはずです。
成人式は大切な人生の節目。ならば尚更お礼状は書くべきだと
言えますね。
お礼状を書く事で本人への評価も上がることでしょう。
お礼状は新成人本人が書く、っていうのがポイントです。
大人になった義務のひとつ、ということですね。
まずはお礼の言葉を述べて、成人になった感想や抱負、これから
自分が目指す人間像などを書きましょう。
今後のお付き合いを願う内容や、ご指導をお願いするといった
内容で結びましょう。
のしの書き方は?
のしの表書は「内祝」とします。
のしの水引きは紅白の蝶結び。
下段には新成人本人の名前を書きます。
「のし」は祝い事につけるもの。
世間一般にそのように思っている人が多いんじゃないかと思います。
ところがところが、違うんです。
祝い事だけじゃなくて、どんな時でも、相手に対して真心で
差し上げる象徴としてつけるものだったんです。
とは言っても、現在は祝い事につけるっていうのがほとんど
でしょうから、今後は解釈が違っていくのかも知れませんね。
お返しの相場はどのくらい?
お返しはとくに必要ということではなく、任意ということに
なりますが、お返しをしている場合が多いと思います。
お返しで大事なのは、必ず本人から気持ちを伝えるということ
です。身内ならそれで十分喜んでくれるでしょう。
会社関係とか、身内以外でどうしてもお返しが必要な場合は、
頂いたお祝いの半額~1/3くらいを目安にしましょう。
成人式の風景を写した写真などを添えると喜ばれると思います。
お返しに向いている商品は?
商品券やギフト券が一番でしょう。
メリットは二あります。
[note]・商品探しに時間をかけなくてもいい
・好きな使い方をしてもらえる
祝い事はどこの家庭にでもあるものです。
「お互い様」という認識で問題ないと思います。
形式的にいきましょう、という暗黙のルールみたいなものが
ありますよね。
言葉も品物もお金も真心でお届けする。
このキモを抑えることが何をおいても優先すべきことでは
ないでしょうか。
まとめ
最近の成人の傾向としては“子供返り”がありますね。
揃いの袴を着てバイクや車を繰り出して大騒ぎ。
何とも情けない成人式を見受けるようになりました。
これってマスコミの責任もあると思います。
こんな質の悪い新成人は無視して、立派に行われている
模範的な成人式を全国ネットで多く取り上げてほしいですね。
これからの日本を背負っていく若者たち。
立派な成人に成長してほしいと願わずにはいられません。
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