葬儀の受付係りをしたことがありますか?葬儀は急に決まるため、受付係りも
急に頼まれることがあるかもしれません。急ではありますが、しっかりと
マナーを守って係りを担当したいものです。
それで今回は葬儀の受付係りをするときのマナーや作法について
調査し、まとめてみました。
葬儀の受付係をする時のマナー。服装や髪型は?
◎男性の場合
上下の黒のスーツ。ワイシャツは白。ネクタイ、靴下、靴は黒。喪服着用。
靴はエナメルなど光るものは不可。
◎女性の場合
黒いワンピース、スーツ、喪服着用。肌を露出するものはNG。
ストッキングは肌色又は黒。靴やバックは黒。
派手な飾りはNG。ハイヒールも低いもので。派手なメイクも控える。
長い髪は後ろでまとめる。慎みある控えめな髪型で。
葬儀の受付係がする挨拶やお悔やみの言葉 シーン別で
◎通常の挨拶
基本的に弔問客のお悔やみの言葉に関しては、喪家側の立場から感謝の気持ちを。
「本日はお忙しい中、ありがとうございます」
「ご会葬ありがとうございます」
◎雨天時の挨拶
「本日は、お足元の悪い中をお越しいただきありがとうございます」
◎ご愁傷さまです、のお悔やみの言葉への挨拶
「ご丁寧に恐れ入ります」
※ありがとうございます、とは決して言わない。
◎香典を出された場合
「お預かりします」
※ありがとうございます、頂戴します、とは言わない。
葬儀の受付係が作法について注意すべき点は?
◎芳名帳の案内の仕方
記帳をお願いする際、「恐れ入りますがご住所とお名前をご記入ください」
と言います。フルネームだけでなく、会社名の記入もお願いします。
◎香典の受け取り方
弔問客が香典を出したら「お預かりします」「ご丁寧にありがとうございます」
と言い、両手で丁寧に受け取ります。香典袋の表書きを確認し、苗字だけの方
には下の名前もお聞きします。
◎返礼品の渡し方
弔問客が記帳を終え、香典を受け取った後に「ありがとうございます」と礼を
言うタイミングで返礼品を渡します。香典が連名になっている場合には全員に
返礼品が行き届くようにして数を確認してお渡しします。
まとめ
今回は葬儀の受付係りのマナーと作法をまとめてみました。
未経験であったとしても最初の人がどうするかを見ていればイメージ
できますし、それほど難しいものではありません。落ち着いてやりましょう。
大事なのは遺族側の立場で弔問客をお迎えすることです。
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