ハロゲンヒーターとカーボンヒーターは同じ遠赤外線です。そうであれば
何が違うのでしょうか。電気代、暖かさ、寿命名など比べてみました。
カーボンヒーターとハロゲンヒーターの違いは?
どちらも遠赤外線ヒーターです。部屋を暖めるのではなく、人体の当たる部分を
温めます。故に一部を温めるのに最適です。ではこのカーボンヒーターとハロゲン
ヒーターの違いはなんでしょうか?
実は「発熱体」です。一つずつ見て行きましょう。
◎ハロゲンヒーターの発熱体
ハロゲンはハロゲンランプという発熱体です。これはニクロム線に電気を流して
発熱させて、近赤外線と遠赤外線を発生させるものです。これはスイッチを入れると
すぐに発熱するというメリットがあります。
◎カーボンヒーターの発熱体
これは炭素繊維の化合物が発熱体になります。この炭素繊維に電気を流してから
発熱させます。遠赤外線を発生させて放出させます。遠赤外線の放出量はハロゲン
の2倍になるので、そばにいなくても暖かくなります。
カーボンヒーターとハロゲンヒーター電気代はどう違う?
初めに言っておきますと、当然ワット数や使う時間などにより電気代は全く
異なります。しかしどうしてもカーボンの方に軍配が上がります。
・ハロゲンが1時間を使って温めるところをカーボンはその半分でいい。
・カーボンは1000Wもいらない。
・カーボンは遠赤外線の放出量が2倍
いろいろありますが、結論としてカーボンはハロゲンの半分の電気代で
すみます。ただ調べてみますと、カーボンにそんな大きなワット数はいらない
のに、オーバースペックなワット数が多く出ているということ。
カーボンが300から500ワットで切り替えることができる製品をおススメ
します。今のところあまりないようですが・・・。
カーボンヒーターとハロゲンヒーター暖かいのはどっち?寿命は?
◎寿命は?
ハロゲンヒーターは3000時間~5000時間。カーボンヒーターは5000
時間~7500時間です。日に10時間使ったとしてハロゲンは2~3年。
カーボンは3~5年ほどです。頻度により違いますが、カーボンが長持ちしそう。
◎どっちが暖かい?
ワット数で言うとハロゲンなのですが、カーボンは少ないワット数でありながら
遠赤外線の放出量がハロゲンの2倍なので、体の芯から温まり、そして温まった
体は冷えにくくなります。
体感としてはきっとカーボンの方が温まったという気持ちになるのではないでしょうか。
しかしすぐに一部分だけ温めたいと言う場合はハロゲンが良いので、どちらも
使う用途によります。
まとめ
カーボンヒーターとハロゲンヒーターの違いを比べてみました。
結論としてカーボンがかなりの項目で良い製品ということになります。
ハロゲンを買う方はすぐにスイッチが入るため、家には帰るがすぐに
出て行く用事が多い方に限りますね。
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